プリズミック通信
2017.02.01
相続発生時の注意点
相続は往々にして突然発生するもの。悲しみに暮れる間もなく、わからないことだらけの中で相談事や決めなければならないことが押し寄せてきます。気を付けることを挙げればキリがないのですが、「期限があること」「後のトラブルにつながりやすいこと」をいくつかご案内しますので、いざという時のため、頭の隅に置いておいていただければと思います。
①相続の放棄・限定承認 相続権があることを知ってから3 ヶ月以内
・相続(負債)に関わらないことにできるのはこのタイミングだけ
☆口頭や書面での意思表示は無意味、家庭裁判所への申述が必要
②遺産分割協議書の作成
・分割協議書が作成されないと、相続登記ができない⇒売却・保険などに影響
☆相続放棄をしておらず、協議書上で「何も相続しない」としても、負債の債権者には通用しない⇒債権回収の対象に
③相続税の申告と納付 相続権があることを知ってから10 ヶ月以内
・相続税は現金一括払
☆相続税は連帯納付義務有り⇒他の相続人の税金納付義務にも責任有り
実際に相続が発生した際には、心身ともに大変になりますが思い込みや適当で判断してしまわず、逐次弁護士などに確認の上、手続を進めていかれてください。
お問い合わせ先
≪RMチーム≫
03-5770-3071
- 不動産オーナーさま