プリズミック通信
2021.04.01
ガラスの熱割れについて
まだまだ寒さの続くこの季節、室内外の温度差により発生いたしますガラスの熱割れについてご説明いたします。
①ガラスの熱割れ
ガラスの熱割れとは、ガラスに網が入っている網入りガラスに特に生じやすい現象で、外気と室温の温度差により、ガラス内部の鉄線が収縮することでガラス内部にヒビが発生します。
網入りガラスは、建築基準法および消防法で設置が義務付けられており火災時のガラスの飛散防止を目的として作られたガラスです。
そのため、熱割れが生じても、ガラスが飛散することはないのですが、見た目やガラス本体の強度にも影響が出ます。
生活には支障がないため、ご退去なさる方が最後の室内チェックのタイミングで、窓ガラスが熱割れしていることをご申告いただくこともよくございます。
②対策について
同じ物件内でも日当たりの関係で、一部のお部屋だけ繰り返し熱割れが生じるケースがございます。
度々熱割れするような場合は、1枚につき2~3万円ほど高くなりますが網を入れない、耐熱強化 ガラスへの交換をお勧めいたします。
③保険適用について
ガラスの熱割れについては、オーナー様にご加入していただいております、建物保険でその交換費用が下りるケースがございます。
なお、当社が代理店を務めております入居者様にご加入していただきました家財保険でも下りることが多く、どちらの場合もあくまで既存と同じ網入りガラスへの交換費用までですが、オーナー様のご負担を少しでも軽減できるよう、熱割れ発生時は保険使用を積極的にご案内しております。
≪熱割れガラス交換前≫
↓
≪熱割れガラス交換後≫
お問合せ先
≪リフォームチーム≫
mail : reform_team@prismic.co.jp
- 不動産オーナーさま