プリズミック通信
2021.07.01
外部設備の劣化
■ニュースで話題となった(則武地所)外部階段は外部設備の一つです。
今回の原因は使用材料の適正や材料の劣化が原因とされています。
日常管理と修繕工事の必要性が改めて浮き彫りになりました。
事件の真相はまだ捜査中であり、報道されている情報は確実ではありません。
■プリズミックでも則武地所施工の管理物件が1件ございました。
建物履歴によりますと、不具合に対応してもらえず当社で改善工事したことがわかりました。
現地に出向き状況を再度確認し、急を要するものではございませんが、いくつかの改善点を確認しました。
オーナー様にもご説明し、ご安心いただきました。
※プリズミックでは建築設備定期調査(消防点検含む)、品質点検を随時実施しております。(建物管理共通標準仕様書に記載しております)
■心得るべきことは?
原因を排除する修理をしないと、長期的には費用がかかることが多いです。(対症療法では根治しません)
■今後必要な時にご参考としていただきたい留意事項です。
①建築時の図面は合法であること
②生活に支障のある振動や騒音の対策がされていること(上下間、臨戸間クレーム防止)
③周囲環境にも配慮(臭気、視線、防犯、海近くの立地では塩害)する必要があること
④図面通りに施工されていること(隠れてしまう部分は建築中に確認が必要です)
⑤漏水防止に配慮された仕様であること
⑥図面通りに施工されたこと(使用材料が間違っていないこと)
⑦電気設備、機械設備などの生活に支障ある部分は試験運転すること
⑧設備の機能検査はしっかりと実施すること
⑨法令点検は当然、日常は過不足無い品質点検が必要です。
⇒プリズミックにお任せください!
プリズミックでは数か月ごとに目視で建物点検を行い、状況に従い、改修や改善工事を提案しております。
↑床面劣化状況指摘と提案
↑鉄部汚染と修繕提案
↑扉フロアヒンジ劣化と修繕提案
お問合せ先
≪コンサルティング部≫
tel:03-5770-3071
- 不動産オーナーさま