プリズミック通信
2021.09.01
ライフラインで「大事な使命」を持つ給水ポンプ
今回は、生活用水を給水するための給水ポンプについてご案内します。
給水ポンプ設備の種類には、主に『加圧給水ポンプ』と『直結増圧給水ポンプ』があります。
(下のイラスト【ピンク→】参照)
■定期的な点検と修繕
給水ポンプのユニット内には、ポンプ本体・制御盤・圧力タンクなどがあり、さらにはシール・パッキン類、センサー・弁など様々な部品があります。安定的な運転の維持にあたり、技術者による年次の定期点検は欠かせません。
また、不良が見受けられる際は原因を特定し、部分的な修繕で長持ちさせるのが望ましいのですが、特に年数が経過している場合は、部品入手困難の懸念や費用対効果の観点などにより、ユニット更新が望ましい場合もございます。
■部品取替・ユニット更新の目安
部品取替目安は3~8年程度、ユニット更新目安は10~16年(※1)程度といわれております。
(※1 参考:リビングアメニティ協会「給水ポンプシステムの保守管理・整備診断について」、国土交通省の修繕計画例、荏原製作所「PNAGM 型取扱説明書」)
■故障後の修繕は大変
給水ポンプが故障すると断水が起きることもあります。断水後の工事手配となると、特にユニット更新の場合は納期に日数を要するため、相当期間断水状態となってしまい入居者に損害が発生してしまうことも考えられます。
■計画的な修繕を
当社では不良が見受けられる場合はもちろん、年数の経っているポンプについても同様に修繕の提案をさせていただいております。
本件に関して、ご不明な点等ございましたら、下記までお気軽にお問い合わせいただければ幸いでございます。
≪本件のお問い合わせ≫
コンサルティングチーム
Tel:03-5770-3071(平日10時~17時) Mail:takeda@prismic.co.jp
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