プリズミック通信
2023.09.01
賃貸借契約における各種手続きの電子化
デジタル技術の進歩により幅広い業界で電子化が急速に進展している昨今、不動産業界においても同様、デジタル改革関連法の成立により法改正などが行われたことで、従来以上に電子化が進んでおります。
賃貸借契約においても2022年5月18日に施工された法改正により、電子的方法で重要事項説明書や賃貸借契約書の交付が認められるようになり、ペーパレスや印鑑レスが実現可能となりました。
【法改正による契約の変化】
当社では、法改正の動きに先行して自社システムの開発を積極的に進め、お部屋の内見~申込までWEB上にて手続きを行えるようにいたしました。
賃貸借契約の締結においては、電子契約サービスのクラウドサインと自社システムを連携し、書面による対応を削減しております。また、従来は電話や書面にて対応していた入居中の契約に関する手続きなどについても、WEB上で簡単に手続きを行えるようにいたしました。
~主なペーパレス ・ 印鑑レスの事例~
【申込~契約まで】
■ご契約者様にて申込フォーム入力
審査通過後は先述のクラウドサインにより、WEB上で賃貸借契約書の合意締結を行う流れにいたしました。
【更新】
■当社よりご契約者様へメールにて契約更新の案内送付、ご契約者様にてWEB上で契約更新手続き
お客様による更新覚書の書面への署名・捺印および返送が不要となっております。
【解約】
■ご契約者様にてWEB上で解約申請
当社で解約受領後、メールにて解約手続き完了のご案内を送付しておりましたが、WEB上で解約申請直後、手続き完了メールが自動送信されるようにいたしました。
【その他】
入居後の設備の不具合や契約内容の変更などについて、入居者さま専用ページ内の個別チャットにて場所や時間を問わずにお問い合わせが可能となっております。
今回ご紹介した内容に限らず、今後も時代の変化に沿った柔軟な対応をしてまいります。
本件に関してご意見やご質問がございましたら、リーシング部までお問い合わせください。
お問合せ先
≪リーシング部≫
Mail:leasing-keiyakujimu@prismic.co.jp
- 不動産オーナーさま