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ビジネスパートナーの本音
集合住宅に関する卓越したノウハウ。
いざという時に頼れるパートナー。
中佐昭夫/ナフ・アーキテクト&デザイン有限会社
2007年、東京電力の電力施設に併設された社宅を
オール電化の賃貸デザイナーズマンションに生まれ変わらせたいという
依頼を受けたナフ・アーキテクト&デザインの中佐氏。
そのプロジェクトを成功させるために選んだパートナーがプリズミックだった。
パートナー指名の決め手や、チームとしてプロジェクトに取り組む中で感じた
プリズミックの魅力を伺った。
「失敗できないという想いが強かった
ナショナルクライアントからの案件、
実績豊富だったプリズミックとの協業を選択」
中佐さんが、クライアントから依頼を受けた社宅のリノベーション案件。 私がこのお話をいただいたのは、独立して7年目の頃。もちろん、すでに集合住宅の経験はありましたが、ナショナルクライアント案件ということで、失敗できないという想いが強くありました。また、事業性が問われる集合住宅のリノベーション、さらには計画地が前面道路から見えないという特徴的な建物だったため、企画やデザインだけでなく、賃貸経営や管理面においてのパートナーの必要性を強く感じていました。そこで、複数社と打ち合わせし、賃貸プロデュース実績が豊富だったプリズミックへ協業を依頼したのです。
「精緻なマーケット情報と、
蓄積された知見によるコンサルティングで、
コンセプト構築を支援してくれた」
実際にプロジェクトに取り組む中で、プリズミックとの協業メリットは
どんなところで感じられましたか?
設計にあたって、ロケーションや計画地そのもののストーリーを読み込んでいくことは建築家にとって基本行動ともいえるものです。プリズミックは、それらに加えて周辺地域の特性や需給バランス、潜在ニーズなど、事業性の高い建物を設計するための精緻なマーケット情報とともに、蓄積してきた知見をフルに発揮したコンサルティングを提供してくれました。例えばターゲットについて、沿線利用者状況や都心からの距離と居住者との相関関係といったデータを基に、DINKS、SOHO利用、社会人単身(富裕層)の3つに設定。それにより、ターゲットがシンプルで気持ちよく、自分の生活スタイルをイメージしやすい住居をつくるという設計コンセプトを構築していくことができました。確かな説得力を持ったマーケット情報とコンサルティング力は、設計する上で大きなメリットになったと感じています。
その他の点で、プリズミックと協業したことで、
これまではなかった新たな発見やメリットはありましたか?
具体的な設計やデザイン構築においても、クライアントや私のアイデアと事業性とのバランス、管理運用のしやすさなど、プロジェクト全体を見据えた観点から的確なコンサルティングを行ってくれました。そうした知識は、実務の中で得られるものなので、私自身にとって大きな価値のあるものでした。時には互いの主張をぶつけ合い検討を重ねることもありましたが、様々なハードルをクライアントを含めたチームで乗り越え、最終的に建築家として納得のいくものをつくることができ、満足感を持って竣工を迎えることができました。
所在地 | 東京都世田谷区池尻3丁目 |
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設計 | ナフ・アーキテクト&デザイン |
構造・総戸数 | RC造4階建・6戸 |
竣工年 | 2008年3月改装 |
間取り | 1K,1LDK |
敷地面積 | 860.10m2(260.63坪) |
延床面積 | 487.21m2(147.64坪) |
改修面積 | 約400m2 |
専有面積 | 48.55~63.63m2 |
「事業の成功に欠かせない、
資産価値を維持する
丁寧な不動産管理サービス」
当物件は、募集開始後もすぐに満室となり、空きが出てもすぐに埋まる人気物件となりました。事業として成功できた今の想いを教えてください。
建築物として満足するものを建てられ、事業としても成功させることができ、事務所として確かな実績を築けたと実感しています。
事業としての成功という意味ではプリズミックの管理や事業運営による部分が大きく、現在も、丁寧な管理サービスで資産価値を維持してくれており、クライアント対応も含めて、大変心強いですね。
豊富な実績はもちろん、丁寧な仕事があり、一緒のチームで成功した経験があることは、私自身も信頼できるし、新たな案件にも自信を持って臨める。いざという時に頼りにできるので、今後もよきパートナーとして協力してもらえればと考えています。
1997年早稲田大学理工学研究科修士課程を修了。1997から2000年まで山本理顕設計工場に所属し、2001年一級建築士事務所ナフ・アーキテクト&デザイン(有)を共同設立して現在に至る。